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パーソナルファイナンス専門の作家で大学講師でもあるロバート・キヨサキが、全く違うタイプである2人の人物の影響を受けて構築した、ユニークな経済論を展開している。1人は高学歴なのに収入が不安定な彼自身の父親、そしてもう1人は親友の父親で、13才のとき学校を中退した億万長者である。彼の「貧乏人のパパ」は一生のあいだ金銭問題に悩まされ、ついには家庭生活崩壊の憂き目をみる(立派な人物ではあるが、週払いの小切手では家計が潤うことは1度もなかった)。一方、「お金持ちのパパ」はそれとは全く対照的な人生を謳歌することとなる(「金のために働く下層・中産階級」が「自分のために使う金には困らないお金持ち」になったのだ)。この教訓を肝に銘じていた筆者は、47才で仕事をリタイアすることができた。コンサルタント兼公認会計士のシャロン L. レクターとの共著である本書では、彼とお金との関わりあいを支えてきた哲学が披露されている。
筆者の言い分が延々と続くのにはうんざりさせられるが、それでもなお、学校教育では絶対教えてくれない「経済面でのリテラシー」の必要性を主張する本書は説得力がある。変わりばえのしない仕事を極めることよりも、収入を元手に資産を賢く殖やすことの方が、最終的には必ず人生に富をもたらすという主義に基づき、仕事に見切りをつけるための資産を得るにはどうしたらよいかを教えてくれる。
お金と真面目に付き合う良書《読み方注意》 2008-12-20
この本のレビューの多さはさすがベストセラーだ。
激しい賛否両論の意見も、日本人のレビューとして予想通りだ。
この著者も日本人からのこのような評価は予想されていたと思われます。
本文は、2人の少年を中心にドラマ流設定で、自然と内容に引き込まれるような展開はとても良い。アメリカの書籍に多いが、簡潔で、率直で分かりやすく、アメリカ人のお家芸なのか?とても好きだ。
「株で儲ける」「投資」「不動産」「楽して儲ける」という、大方の日本人の価値観に反するキーワードに惑わされてはいけない。惑わされて、反感を抱いてしまったら、この本の購入は失敗に終わる。
この著者は、不動産で儲けた、株で金持ちになった、という1例を挙げているだけで、それをやりなさいとは断言していない。本文中、何度も何度も、断りの説明がある。
「金持ちになるには、資産が大きな収入を生むようにしなさい」と言っているが、不動産、株、投資だけではない。読書に慣れた方なら気づいていると思うが、「印税などを含む知的財産」「著作権」もちゃんと資産の図に入っている。
金持ちになる方法をすぐに教えて貰おうと思って読むと絶望し、反感を持つ結果になる。勿体ないことだ。
なぜか?顔を背け続けていた「お金」と、真面目に付き合って行こうという気持ちにさせてくれる良書だ。
も一つ、本の読み方の大切さを改めて悟った。
読み方を知ってる方には、大いにお薦めの1冊です。
さらに詳しい情報はコチラ≫
この記事は2009/1/1に作成しました。
筆者の言い分が延々と続くのにはうんざりさせられるが、それでもなお、学校教育では絶対教えてくれない「経済面でのリテラシー」の必要性を主張する本書は説得力がある。変わりばえのしない仕事を極めることよりも、収入を元手に資産を賢く殖やすことの方が、最終的には必ず人生に富をもたらすという主義に基づき、仕事に見切りをつけるための資産を得るにはどうしたらよいかを教えてくれる。
お金と真面目に付き合う良書《読み方注意》 2008-12-20
この本のレビューの多さはさすがベストセラーだ。
激しい賛否両論の意見も、日本人のレビューとして予想通りだ。
この著者も日本人からのこのような評価は予想されていたと思われます。
本文は、2人の少年を中心にドラマ流設定で、自然と内容に引き込まれるような展開はとても良い。アメリカの書籍に多いが、簡潔で、率直で分かりやすく、アメリカ人のお家芸なのか?とても好きだ。
「株で儲ける」「投資」「不動産」「楽して儲ける」という、大方の日本人の価値観に反するキーワードに惑わされてはいけない。惑わされて、反感を抱いてしまったら、この本の購入は失敗に終わる。
この著者は、不動産で儲けた、株で金持ちになった、という1例を挙げているだけで、それをやりなさいとは断言していない。本文中、何度も何度も、断りの説明がある。
「金持ちになるには、資産が大きな収入を生むようにしなさい」と言っているが、不動産、株、投資だけではない。読書に慣れた方なら気づいていると思うが、「印税などを含む知的財産」「著作権」もちゃんと資産の図に入っている。
金持ちになる方法をすぐに教えて貰おうと思って読むと絶望し、反感を持つ結果になる。勿体ないことだ。
なぜか?顔を背け続けていた「お金」と、真面目に付き合って行こうという気持ちにさせてくれる良書だ。
も一つ、本の読み方の大切さを改めて悟った。
読み方を知ってる方には、大いにお薦めの1冊です。
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この記事は2009/1/1に作成しました。
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プロフィール
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性別:
男性
自己紹介:
静岡県富士市出身
長野県小諸市在住
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