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泉昌之というコンビの素晴らしさを再認識 2009-02-07
泉晴紀氏とのコンビで泉昌之名義で発表されるマンガは何冊も読んでいる。また、谷口ジローの大ファンでもあるので「孤独のグルメ」も読んでいるから、97年のオリジナル版と文庫の巻末に収められている久住氏のエッセイは読んだことがある。この作品の巻頭に収録されている「釜石の石割桜」がそうだ。細部に改稿はあるがタイトルも内容も同じだ。ただ、改稿に際しきちんと「10年ほど前の話」という言葉を入れる律儀さが久住氏らしい。
原作者としての久住氏の作品は読んでいたものの、彼の文章(エッセイ)をまとめて読むのは初めてだったのだが、こうして読んでみると泉昌之というマンガ家の世界の大きな部分を久住氏が占めていることがわかった。
だが、なんとなく物足りない気がするのは、結局、律儀な線でくどい泉氏の絵があってこそ原作者久住氏の世界が生きるということなのだろうと思う。最後まで、孤独のグルメの「井之頭」や泉晴之名義で発表される作品の多くに登場する「本郷」を思い浮かべながら読んでしまうことになってしまい、なんともむずがゆかった。
だけど、文章で描かれる世界とマンガで描かれる世界が一致しているように感じられるということを改めて考えてみると、泉昌之というコンビは実に素晴らしいコンビだと思う。
さらに詳しい情報はコチラ≫
この記事は2009/3/1に作成しました。
泉晴紀氏とのコンビで泉昌之名義で発表されるマンガは何冊も読んでいる。また、谷口ジローの大ファンでもあるので「孤独のグルメ」も読んでいるから、97年のオリジナル版と文庫の巻末に収められている久住氏のエッセイは読んだことがある。この作品の巻頭に収録されている「釜石の石割桜」がそうだ。細部に改稿はあるがタイトルも内容も同じだ。ただ、改稿に際しきちんと「10年ほど前の話」という言葉を入れる律儀さが久住氏らしい。
原作者としての久住氏の作品は読んでいたものの、彼の文章(エッセイ)をまとめて読むのは初めてだったのだが、こうして読んでみると泉昌之というマンガ家の世界の大きな部分を久住氏が占めていることがわかった。
だが、なんとなく物足りない気がするのは、結局、律儀な線でくどい泉氏の絵があってこそ原作者久住氏の世界が生きるということなのだろうと思う。最後まで、孤独のグルメの「井之頭」や泉晴之名義で発表される作品の多くに登場する「本郷」を思い浮かべながら読んでしまうことになってしまい、なんともむずがゆかった。
だけど、文章で描かれる世界とマンガで描かれる世界が一致しているように感じられるということを改めて考えてみると、泉昌之というコンビは実に素晴らしいコンビだと思う。
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プロフィール
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kage724
性別:
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自己紹介:
静岡県富士市出身
長野県小諸市在住
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