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竹中氏を何となく軽く見ていた人こそ読むに値する本 2008-10-19
竹中氏というと、経済学者のくせに何となく軽いノリで、金融危機の時には私情に任せてUFJを三菱への併合に追い込んだ食わせ物という印象を持っていた。ただ、言うことには説得力もあるなという気もしていた。
この本が秀逸だと思うのは、竹中氏が極めて等身大で著していることである。大学教授や大臣を歴任した人であっても、最初からそうであった訳ではなく、日々の生活や過ごし方の積み重ねで、最終的には常人と懸け離れた極みまで達することができたということが良く分かる。実体験に基づいており、非常に頷ける。
最近流行の情報商材的な書物は、著者が本そのものを売ることを生業としていて、本当に、たとえば自分と比べて世の中に貢献しているのかとか、はっきりしない不透明さを感じることがある。つまり、この人理屈は立派だけど、ガチンコで仕事したら本当にできる人なのかさっぱり分からない、という気になることが多い。
それよりは、多少の荒削りさがあっても、実世界できちんと業績を残している人が、ゴーストライターに頼らずに出した書物の方が、私は好きだ。
参考になった箇所は、以下の通り、
→竹中氏も努力した
小さなアパートで友人に負けじと本を読んだ
アメリカ留学中に、辞書と格闘しながら、次の日の授業の予習を徹夜でやった
苦労と努力で培った力は、なかなか落ちることはない
人間としての力を蓄え、正しいことを見極める力を持つ
→経営幹部
成果に再現性、恒常性が求められる
再現性の高い成果を出すためには、過去の経営メソッドや体系化されたマネジメントを学ぶことは極めて有効
アメリカでは、経営者自らMBAに通い、改めて経営の勉強をするのはもはや常識
何歳になってからでも始める、あるいはやり直す意味は大いにある。
→イチロー、松井
頂点を極めても、名誉を得ても、「自分にはまだまだこれが足りない」という問題意識がある
今時分は何をすべきか、現状分析が明晰な上、それを実行に移す努力の才がある
You can do it!=頑張れ
「自分はできるはず」と信じること、諦めないこと
→目標は常に2つ
直近の目標の追求と、ビッグピクチャーを描くこと、この2つを両立する
トレードオフ、二律背反の関係にあるからこそ、両方のバランスが取れた人は以外意に稀
夢を見ること、耕すこと
→締め切り
全ての勉強に締め切りを設定する
ゴールから逆算して計画を練る
スケジュールを逆算方式で管理することは、勉強の予定のみならず、郵政民営化や不良政権処理など国家的なプロジェクトの進行管理にも有効
大状況を叶えたかったら、やる気云々を言う前にとにかくやるしかない
→サラリーマン特有の「お付き合い」
その瞬間は楽しいけれど終わった後に何も残らない社交の時間や、刺激にならない人間関係を重視する必要はありません
常に忙しそうにしている
集中して仕事をし、残業はせずにサッサと帰る
→現地に行く
本当に重要な情報は人が握っている
話題の現場に直接行ってみる
急成長のインドや中国に行く
原油高で沸くドバイに行く
家庭と仕事を両立して精神を安定させ、早く帰って勉強に時間を費すことで、人材のレベルを上げ、仕事の生産性を上げる
→資格保持者
資格は、勤務先が統廃合されようとも、人員整理が始まろうとも、分かりやすく自分の実力を証明してくれる
英語の資格を獲得することは、分かりやすく英語の能力を証明する実力を付ける、という二重の意味で効果的
英語の必要性は上がることはあっても、下がることはありえません
さらに詳しい情報はコチラ≫
この記事は2008/10/20に作成しました。
竹中氏というと、経済学者のくせに何となく軽いノリで、金融危機の時には私情に任せてUFJを三菱への併合に追い込んだ食わせ物という印象を持っていた。ただ、言うことには説得力もあるなという気もしていた。
この本が秀逸だと思うのは、竹中氏が極めて等身大で著していることである。大学教授や大臣を歴任した人であっても、最初からそうであった訳ではなく、日々の生活や過ごし方の積み重ねで、最終的には常人と懸け離れた極みまで達することができたということが良く分かる。実体験に基づいており、非常に頷ける。
最近流行の情報商材的な書物は、著者が本そのものを売ることを生業としていて、本当に、たとえば自分と比べて世の中に貢献しているのかとか、はっきりしない不透明さを感じることがある。つまり、この人理屈は立派だけど、ガチンコで仕事したら本当にできる人なのかさっぱり分からない、という気になることが多い。
それよりは、多少の荒削りさがあっても、実世界できちんと業績を残している人が、ゴーストライターに頼らずに出した書物の方が、私は好きだ。
参考になった箇所は、以下の通り、
→竹中氏も努力した
小さなアパートで友人に負けじと本を読んだ
アメリカ留学中に、辞書と格闘しながら、次の日の授業の予習を徹夜でやった
苦労と努力で培った力は、なかなか落ちることはない
人間としての力を蓄え、正しいことを見極める力を持つ
→経営幹部
成果に再現性、恒常性が求められる
再現性の高い成果を出すためには、過去の経営メソッドや体系化されたマネジメントを学ぶことは極めて有効
アメリカでは、経営者自らMBAに通い、改めて経営の勉強をするのはもはや常識
何歳になってからでも始める、あるいはやり直す意味は大いにある。
→イチロー、松井
頂点を極めても、名誉を得ても、「自分にはまだまだこれが足りない」という問題意識がある
今時分は何をすべきか、現状分析が明晰な上、それを実行に移す努力の才がある
You can do it!=頑張れ
「自分はできるはず」と信じること、諦めないこと
→目標は常に2つ
直近の目標の追求と、ビッグピクチャーを描くこと、この2つを両立する
トレードオフ、二律背反の関係にあるからこそ、両方のバランスが取れた人は以外意に稀
夢を見ること、耕すこと
→締め切り
全ての勉強に締め切りを設定する
ゴールから逆算して計画を練る
スケジュールを逆算方式で管理することは、勉強の予定のみならず、郵政民営化や不良政権処理など国家的なプロジェクトの進行管理にも有効
大状況を叶えたかったら、やる気云々を言う前にとにかくやるしかない
→サラリーマン特有の「お付き合い」
その瞬間は楽しいけれど終わった後に何も残らない社交の時間や、刺激にならない人間関係を重視する必要はありません
常に忙しそうにしている
集中して仕事をし、残業はせずにサッサと帰る
→現地に行く
本当に重要な情報は人が握っている
話題の現場に直接行ってみる
急成長のインドや中国に行く
原油高で沸くドバイに行く
家庭と仕事を両立して精神を安定させ、早く帰って勉強に時間を費すことで、人材のレベルを上げ、仕事の生産性を上げる
→資格保持者
資格は、勤務先が統廃合されようとも、人員整理が始まろうとも、分かりやすく自分の実力を証明してくれる
英語の資格を獲得することは、分かりやすく英語の能力を証明する実力を付ける、という二重の意味で効果的
英語の必要性は上がることはあっても、下がることはありえません
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この記事は2008/10/20に作成しました。
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性別:
男性
自己紹介:
静岡県富士市出身
長野県小諸市在住
長野県小諸市在住